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  • 横山 哲夫: 個立の時代の人材育成
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Oli-Oliの記

  • 構造の美~エッフェル塔
    OLI OLI ~ ハワイではHappyという言う意味だとか。 「折々(おりおり)」に掛けてみました(おやじギャグなんだから全く・・・)。 街中、山中・・・・歩いて(食べて)気づいたこと、おもしろかったことを取り上げてみました。
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カテゴリー「CDW」の記事

2017年6月21日 (水)

遅すぎることはない・・・キャリア開発ワークショップ・CDW参加者の声 その3

11月に開催のキャリア開発ワークショップ・CDW。
CDWに参加された方の声を取り上げていますが、

決して遅すぎることはない、と思った。定年後の身の振り方を考えようと、どちらかというと残りを数えるような気分で参加したが、むしろまだまだ自分にできることが少なからずあるんじゃないかと思えるようになった


という中高年の方も多いです。
特に男性に多いのですが、雇用機会均等法施行から30年を経た今、女性管理職の方から伺うこともあります。

定年制度は新卒一括採用とともに廃止した方がいいのではないか、と私なんかは思っているのですが、なんとなく定年が近づくと「カウントダウン」的な発想になることが多いようです。
「もうあと○年か……この期間にできることもしれているしなぁ」
とか
「今からでは上級管理職になる目もないしな」
とか
「定年したらどうしようかな」
とか……

CDWに出てみれば分かるのですけれど、定年というのは多種多様にある節目の1つにしか過ぎません。
なんだか、定年で人生がガラッと変わるように思っている方は多いのですが、それって多分、昔のテレビドラマの印象を引きずってますよ。

夢のないことをいいますが、
人によってはローンを抱えたままだったり
晩婚化が進む中、定年年齢に達しても子供はまだ在学中だったりして
「働かねばならんのですよ」ということになっていたりするんです。

それに、こうしたことが定年前に片付いていたとしても、最近の平均余命をみれば、定年後20年近くあるんですよ。おつとめした期間ほどではないけれど、長~い時間が残っています。
これを「余生」として過ごすのでしょうか?

第二の人生
この言い方が誤解を生んでいますね。
定年でそれまでがリセットされて、新たな人生が始まるなんてことは幻想ですよ。
そこまでの人生の延長に、定年後の人生があるのです。
人生に2つめがあるわけないじゃないですか(輪廻転生といった話になるとこれは別ですが)

「え~そんな~。定年でスパッとこれまでの会社員生活に別れを告げられると思ったのに」
別れを告げるにしても、そこでゼロクリアにはならないのですよ。
だからこそ、今やっておくことがあるんですよ。
やっておいた方が多分、
「いやいや。くっきりすっきり定年後の人生始まってますよ」
ということになるんじゃないですかねぇ

2017年6月20日 (火)

自分を認めてあげる・・・キャリア開発ワークショップ・CDW参加者の声 その2

11月に開催するキャリア開発ワークショップ・CDW
アンケートに記された参加された皆様の感想をご紹介する2回目です。

今回は、特に女性の方に多い声

これまで自分のことがよく分からず、周りにあわせるのに懸命だった。すべてが分かったというわけではないけれど、ここは自分の持ち味なんだと自分で自分を認めてあげられる部分ができた

このお話は、アンケートだけでなく、直接伺ったこともあります。
小さな頃から、「女の子らしさ」を求められる。
例えば、自分の考えや思いをむやみに表明しない、むしろ周囲の人々(親も含めて)に気配りし、先回りして配慮すること、やさしい仕草やにこやかな表情をで接することなどなど……
自分であることよりも、「周囲からの期待像」であることを求められる。
しかもその期待像の中には、社会的・文化的な規範も含まれているという。

期待に添っていないものは、周囲からだめといわれる前に、自分で「これではいけないんだ」とダメ出しをしてしまう。

それになれてしまうと、親しい人や自分のことをよく分かってくれている人が、「それはあなたのいいところなんですよ」といっても、もはやそうとは思えない。自分のためにいってくれているとは分かるのだけれども、それに素直になれなかったり。
そして、その受け入れられないことに、あらためてまた自己嫌悪を感じたりする。

とっても大変な人生でした。お話を聞かせてくれた方はそう仰っていました。

でも、2泊3日、本当に自分のためだけに時間を使ってみる。
他者への気配り、心配りもできるだけ止めてみる。でも、本当にしたいときにはしてみる。
そうした時間、短い時間だしほんのちょっとだけかもしれないけれど自分らしく51時間を生きてみる。
そしてその51時間しか知らない、CDWのほかの参加者から最終日には自分の話についてフィードバックをもらってみることが、自分で自分を知り、納得する上で大きな手がかりになったと仰っていました。

51時間という時間がもたらす結果といえるかもしれませんね

2017年6月19日 (月)

自分自身のことなのに後回しにしてきた・・・キャリア開発ワークショップ・CDW参加者の声 その1

今年11月23日から2泊3日の日程で東京/高尾を会場に開催する「キャリア開発ワークショップ・CDW」。
ただいま参加者を募集中ですが、51時間かけてどのような意味があるのか、その感想をご紹介してみたいと思います。

毎回最後に書いていただいているアンケートの内容を元にしていますが、原文のままをご紹介することはできませんので、特徴的なものについてその趣旨をご紹介するということでご容赦ください。

若手の方、中堅層の方がよく仰るのが

 自分自身のことなのに、時間をとってきちんと考えるということをしてこなかったことを痛感した。良い機会だったと思う。できたゴールに向けて、ときどき振り返りながら取り組んでいきたい

就職活動の時など、これまで考えないで来たわけではないんです。
ただ、会社に入ってしまうと、ふだんの生活の中では、ほかに考えないといけない、しかも緊急性の高いことがあったりするわけです。なので、中断せざるを得ないのです。

しかも、将来のことのように「それ、正解です」という答えがあるわけではない考え事は、つらつらと続くものです。
だって、算数の問題とかであれば、いったん答えは出るし、それが合っているかどうかを確かめられますが、将来のことは将来になってみないと分からないからです。
なので、どうしても続いてしまう。

「ここまで考えているから大丈夫」というのは、誰も言ってくれない。
自分で、「そうか、こういうことか!」と、腑に落ちる。そこまでじっくり考える時間を確保してみるしかないのですね。

そしてCDWはキャリア・カウンセリングが標準装備です。これも、腑に落ちる、という意味ではとても効果的なんですよね。

2017年6月 5日 (月)

考え方のプロセス~リニアかパラレルかスパイラルか

昨日は、キャリア開発ワークショップ・CDWと内観の似ているところについて取り上げてみました。

あとで思いついたことですが、思考のプロセスが特徴的であるという点でも似ているのではないでしょうか? 

内観の場合(ここでは
吉本伊信の内観法を元とした内観療法のことを指しているとお考えください)では、考えるテーマが一つ一つ面接者から提示され、それをじっくりと考えます。そして、改めて巡ってきた面接者にそれを話し、また次のテーマをもらい、考えていきます。
一通り終わるともう一度最初のテーマに戻るそうです。

(なんとも、参加したことがないのでこういうあいまいな言い方になってしまいます。本来は参加してから書くべきなんですよね。時期が来たら参加し、もし違っていたら書き直そうと思います)

一つ一つ進んでいるようですが、それがらせん状(スパイラル)になっていると言えるでしょう。
CDWでも同じ様に一つ一つのテーマが設定されたワークシートに向き合い、そこに記されたテーマについて考えるという進め方になっています。
ただ、内観と違って最初のテーマに戻ることはありません。
一つ一つを考えてるのですが、やはり前のテーマは気になります。今のテーマを考えているうちに、「そういえば」と気づいて、前のシートに書き足したり、書き直しをしたりします。
頭の片隅に残っているという感じです。
その意味では、進むにしたがって重層化しているような感じです。

これらは知識やスキルの獲得を目的とするいわゆる一般的な研修とは大きく違っているのではないでしょうか。普通の研修は、ひとつひとつ解決すべき課題、達成すべき課題がはっきりしていて、それをクリアしたら次に進めます。簡単なものから難しいものへ、基本から応用へ、という進め方になります。
内観がスパイラル、CDWが重層化(パラレル)とすれば、リニア(直線的)な感じと言えるでしょうか。
ベースとなる知識、動作を獲得しておかないと、次に進んでも分からなさは解決しませんし、できなものはできないままになってしまうからでもあります。
その都度、できるかどうか理解度、習得度を確認して進めていくのです。
習得することがはっきりしているのであればこの方法が確実ですし、多分効率的です。
学校での授業はその最たるものではないでしょうか?

ただ、この方法には前提があります。
習得するものとその筋道がはっきりしていることです。
だからこそ組み立てられるのですけれど。
しかし、CDWのように自分のキャリアを考えるとか、内観のように自分や自分の生き方考え方、あるいは有り様を考え直してみるということになると、「習得するもの」は明確にはできません。
一人一人違いますから。
ただ、おおよその筋道は考えられる、それがカリキュラムとなっていると考えられるように思います。

一般的な研修に慣れていると、こうしたスパイラルなあるいはパラレルな学習というのは、なんだか落ち着かないでしょう。
それが、
「いま、何をやっているんだっけ?」とか
「何度も同じことばかりやっているような気がする」とか
「答えのようなものを示してほしい」といった感覚を生むのだと思います。


CDWでは、「研修」と呼ばずに「ワークショップ」と呼んだのは、そういう意味でも的確であったなぁ、と先達の智恵を思うのでありました。

2017年6月 4日 (日)

一つ一つ、考えていくということ~キャリア開発ワークショップ・CDWと内観療法

キャリア開発ワークショップ・CDWの参加者からいただくフィードバックの一つに「内観療法」と似ていますね、というものがあります。

内観療法についてくわしいことはこちらを見ていただくとして、簡単にご紹介すると
母や父、兄弟など身近な人について「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」を、それぞれの人について1人になって考え(多くの場合、屏風で四方を仕切られた中)、1~2時間ごとに尋ねてくる面談者に、どのようなことを思い出したかを語るというものです。
これを1週間くらいかけてじっくりじっくりと取り組みます。

実際に参加したことがあるわけではないので、私自身は本当に似ているかどうか分からないのですけど。
いろいろと話を聞いたり、調べたりしたところでは、
〇時間を区切ってひとつひとつ考えることが提示される
〇そのことについてじっくりと1人で取り組む
〇どうだったかについて、キャリアカウンセラーやファシリテーターに話してみることができる
というところのように思います。

これらはキャリア開発ワークショップ・CDWの、と同時にキャリアを考える上でとても重要なポイントでもあります。

まず一つ一つ考えるテーマが提示されるということ。
いざ、自分のこれからを考えようとすると、あれやこれやと思いが湧き上がったりして考えがまとまらないことが少なくありません。
たとえば、自分の職務経験の中でどんなことができるようになっただろうということを考えていても、つい、それがこれから役に立つのだろうか、というところに思いが飛んでしまうといったような感じです。まず、これまでから今にかけてのことを考えようとしているのに。そこを確かめようとしているのに。先々のことは又改めて考えればよいのに。
一つ一つにじっくり取り組む、ということで、落ち着いて、集中的に取り組むことができるのです。

1人で取り組むというのも大切です。
グループで話をするというのは、相互のやりとりがあることで、新たな知見を得たり、発想の幅を拡げたりということがありますし、お互いに勇気づけあうという効果があります。
しかしその一方で、ほかの人となんとなくそれらしいことを話しているだけでも時間を過ごすことができるという面もあります。そんなに深く考えていなくても、ほかの人の話に、そうだよね、とかもっともらしく返事をしているだけでもやっているような気になれるのです。
問題なのは、やっているような気になっているだけで、じつは自分のことを真剣に考えているわけではないということに、自分自身が気づいていないということもあるからです。
また、他者の影響を受け過ぎる懸念もあります。自分はこうありたいと思って、周囲の人がこぞってそれは変とか、おかしいのでは、といいだすと、つまり同調圧力が働くと、抗しきれなくなってしまいます。

キャリアカウンセラーやファシリテーターに相談できるというのもCDWでは大切です。
夕食後のキャリア・カウンセリングの時間にキャリアカウンセラーに相談できるというだけでなく、ファシリテーターはキャリアカウンセラーでもあるので、夕食後まで待たなくても相談することができるのです。
しかも、ファシリテーターが2人います(普通、「キャリア研修」というのは講師は1人というのがほとんどではないでしょうか? そうじゃないのもありますけど)
しかし、キャリア上の相談ですから、みんなの前では聞きづらいこともあります。
1人のファシリテーターが相談に対応していても、もう1人のファシリテーターが進めていくことができる。だからいつでも相談ができるのです


内観は1週間ですね。
いずれ一度行ってみたいものと思います。
キャリア開発ワークショップ・CDWがここでしかないキャリア上の気づきがあるのと同様に、
内観にも内観ならではの気づきがあるのだと思います。

2017年6月 2日 (金)

場所が(も)大切 ~ キャリア開発ワークショップ・CDW

リゾーテホテルみたいなところで実施するのも”あり”なんです
Sightseeing_photo15









今回、2017年11月のキャリア開発ワークショップ・CDWは高尾駅から少し離れたJA全国教育センターでの開催です。
駅から離れているので、参加者の皆様にはちょっとご不便をおかけします。
可能であれば、タクシーに乗り合ってきていただければ。
といっても行きは知らない同士ですので難しいかもしれませんね。
帰りはきっとお知り合い同士です。帰りは是非。

さて、もっと交通の便が良いところでやればいいものを、なんでここ? と思われる方もいらっしゃるかと思います。宿泊するにしても、駅近にすればよいのに、とも思われるのではないでしょうか?

CDWの開催場所には、じつは少しだけこだわりがあります。
これまでのところで採り上げたように、宿泊での開催ですので、宿泊施設がないといけません。
しかも、シングルであることは譲れません。相部屋だと、どうしても相手に気を遣ったり、気を遣われたりしてしまいます。自分のことだけを考える時間をとれること、これは自分のキャリアを丁寧に考えるというCDWにおいては外せません。

また、夜はカウンセリングがあります。カウンセリングの部屋が取れることも大切です。宿泊室の一室をカウンセリングの部屋にあてることもあるのですが、できれば避けたいところです。
隣にベットがあったりするところで1対1のカウンセリングというのは、ちょっとやりづらいです。
多分、相談者にとってもキャリアカウンセラーにとっても。

もう一つは、これもなぜ2泊3日なのかのところで説明したことと重なるのですが、ふだんと異なる環境に身を置きたいからです。
かつてキャリア開発ワークショップ・CDWは、モービル石油さんの社内プログラムとして開発されました。もちろん、本社ではなく同社日本法人の、日本人スタッフによって、日本人向けにです。外国語が多いのでかつては米国のプログラムの日本語版と誤解されていたこともありますが、Made In Japanです(なぜここだけ英語?)。そして、その開催場所はモービル石油さんの研修センターだったのです。研修センターといっても保養施設も兼ねています。
伊豆半島にありましたが、テニスコートやプールがあり、少し歩けば太平洋を一望できるようなところです。しかも、後に構内で温泉も出てきたりしました。
お食事も素晴らしいもので、お食事が美味しい研修場所で知られる清里の清泉寮に勝るともおとらないくらいでした。ただ、今は、一般には研修場所として開放されていないので使えないのですが。
こうしたところで考えると、やはり全然違ってきます。浮き世のごたごたも、温泉に入って考えたり、太平洋を見ながら考えたりすると、なんだかなぁ・・・と思えたりするのです。
場所の力は大きいのです。

で、今回の会場。
高尾山の麓です。
太平洋はありませんが、なんといっても高尾山はスピリチュアルゾーンです。プールはありませんが、卓球場をお借りすることができます(有料ですけど)。何より、如何にも天狗が出てきてもおかしくないような森の中を散策できます。
いかがでしょう?

ところで、冒頭の写真ですが、これは以前、岡山県倉敷市で開催したときの会場
倉敷シーサイドホテル
写真はこのホテルのHPから拝借しました(念のためHPをリンクしておきました)
大きめの部屋でこぢんまりとしたワークショップでした。

いつもとは違う、というところで、自分のキャリアをじっくり考えてみませんか?
11月23日から25日までの3日間です
お申し込みはこちら
8月末までは早割適用です。

2017年6月 1日 (木)

なぜ、キャリア開発ワークショップ・CDWは”宿泊”なのか~その3

さて、3回目になりました、キャリア開発ワークショップ・CDWが宿泊、2泊3日である理由。
今回が一応最後です。

3つめの理由。
それは、ツァイガルニック効果(Zeigarnik effect)。
この舌をかんでしまいそうな効果。
Future Sarchでお聞きになった方も多いのではないかと思います。
Wikiを頼るなら、「人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象」です。

キャリアを考えるというのは、そう簡単に答えの出るものではありません。考える範囲は広いですし、時間の面でもかなり先にことまで考えることになります。2泊3日のプロセスの中で、いろいろな分析に取り組みますが、その一つ一つがけっこう重い話だったりするので、ずっと宙ぶらりんなままな感じなのです。
その感じで眠る。まさにツァイガルニック効果が現れるに適した状況なのです。

さて、そこで2泊3日である理由が出てくるわけです。
まず眠るとき。これが自宅だったりすると、家に帰るまでの間に、モヤモヤとしたものがなくなってしまうのですよ。忘れるというのもあるでしょうし、「ま、そんなこと考えてもしょうがないか」と考えるのをあきらめてしまうこともあるでしょう。
そもそも宙ぶらりんにしておくのは心地よくないので、とっとと今までの思考パターンに当てはめてしまうということにもなりかねません。

そして起きるとき。かろうじて眠っている間にうつらうつらと考えて、「あぁ、こういうことかもしれない」と思って目覚めたとしても、そこに余りにリアルな現実世界があったらどうでしょうか?
「あ、子供のお弁当をつくらなくちゃ」とか「今日は洗濯できるかな? 天気はどうだろう」とか、そういうことを考えているうちに忘れてしまいそうです。せっかく思いついたのに。

特に女性の皆様はおうちのことがあるので宿泊参加はできないと仰います。
むしろ、そういう方にこそ参加してほしいのに。
(というわけで、今回、うまく開催できたら、来年辺りは託児つき1泊2日を指向的にやってみたいと思ってはいるのです。でも、ハードル高いですから、まずは通常版を軌道に乗せるところから)

北宋の詩人、欧陽脩は「帰田録」の中で、文章を作るなら三上、つまり馬上・枕上・厠上といったそうです。枕上とはまさに寝床に入っているとき。
他のところで説明したいと思っていますが、自分のキャリアを考えるとは、自分の仕事人生の物語り、ナラティブをつくるということでもあります。まさに物語、文章を作るのですから、眠リに付く、眠る、起きる、というところも大切にしたいのですよ。


ところで、余談ですが、じつはFuture Sarchとキャリア開発ワークショップ・CDWには共通するところが多いと思っています。2泊3日であるところだけではなく、
流れが、過去から現在へ、現在から将来へとなっていること
自分だけでなく、関係者のことも考慮に入れていること
対話の中で自分にとって実現したい将来を明確にしようとしているところ・・・・・・
ちょっと強引すぎるでしょうか?

ファシリテーターが、何らかの正解を示すのではなく、グループプロセスの中で参加者が自律的に将来像を描くような構成になっているというところは、本当によく似ているな、と思うのですよ
もちろん、CDWくらいは個人のこと、Futre Searchはコミュニティのことと、その規模感は違うのですけれどもね

11月のキャリア開発ワークショップ
早割は8月31日までです。
定員12名なので、お早めにどうぞ

2017年5月31日 (水)

なぜ、キャリア開発ワークショップ・CDWは”宿泊”なのか~その2

キャリア開発ワークショップ・CDW。
働き方改革という話もあり、泊まり込みの研修がはやらないというか、就業時間内に終われませんか? という話も多い中で、なぜ宿泊、なぜ2泊3日なのでしょうか?

2つめの理由です
それは夕食後の過ごし方にあります。

夕食後は分析作業などは予定されていません。
あるのは自由参加のキャリアカウンセリングと情報交換会、そして自己学習です。
自己学習の時間は、1人になってそこまでのプロセスを振り返ってみる時間です。
キャリアカウンセリングはカウンセラーと2人でいろいろと考えてみる時間です。
そして情報交換会は、他の参加者とさまざまな話をする時間です。

キャリア開発ワークショップ・CDWは、かつて厚生労働省のキャリアコンサルタント5万人育成計画の中で実施された「キャリアコンサルティング養成講座」(日本語としてちょっと変なんですけど、それはまぁご愛敬ということで)の一環として各地の職業訓練施設などで4日間の日程で採り上げられました。その時の科目は「グループカウンセリング」でした。
そう、キャリア開発ワークショップ・CDWは自分で自分のキャリアを考えるという個人作業がほとんどなのですけれど、これをグループとして実施するというところにもう一つの特徴があるのです。
グループといっても、みんなでわいわいとグループワークやグループディスカッションをするというわけではありません。そうした時間もなくはないのですが、2泊3日の長い時間を、ともに考えて過ごす、というグループなのです。
ともに考える、考える中で思いついたこと、気がついたことを、休憩時間や食事の時間に、自分の気持ちを大切にしながら話してみる。あるいは、ほかの人が話しているのを、聞かせてもらう。そうした相互作用の中で、セッションの時間内にはない緩やかな気付き、緩やかな思考の展開があるのです。

情報交換会では、場を設定することでさらにそれを促進しようとしています。
場を設定するといっても、そこで何かのアクティビティをするわけではありません。自由な話し合いの中でお互いに気づいたり、気づかせてしまったりということが起こるのです。

そして、2泊3日あると情報交換会も2回になります。
1日目と、2日目ではまったく雰囲気が違います。
1日目はどちらかというと、名刺交換を皮切りに、どんな仕事をしているのか、なぜ参加したのか、趣味は? といったような外的なことがほとんどです。
ここでそうしたことが一旦持ち出されるので、その後は、働いていて感じたこと、生きていて感じたこと、つまり働きがいや生きがい、働く目的や生きる目的といった話が安心してできるようになります。

そうした話をしたあとのですので2日目の会話はとても落ち着いたものになります。休憩時間の会話も、そこまでに考えたことを話し合ったりする場面も出てきます。
そして2日目の情報交換会は、そこでまの自己理解を踏まえた、深い話になることがほとんどです。

1日目、2日目と経過するなかでこうした変化が現れるのです。
時間を経過するからこそ現れる現象ともいえるでしょう。

そしてもう一つ。これはまた明日

11月のキャリア開発ワークショップ
早割は8月31日までです。
定員12名なので、お早めにどうぞ

2017年5月30日 (火)

なぜ、キャリア開発ワークショップ/CDWは”宿泊”なのか~その1

キャリア開発ワークショップ・CDWは2泊3日で実施されます。
忙しい方が多い中、また家庭のことを考えると、「通いにならないもんでしょうか」とか「せめて1泊2日になりませんかね」という声も少なくありません。

カリキュラムを詰め詰めにすれば、もちろん、通いの2日間でも実施できます。
でもやらない。それはなぜなんでしょうか?

いくつか理由があります。

一つは、俗世間からちょっと距離を置いてみようではありませんか、ということ。
自分のキャリアを考えるのがCDWですが、もちろん、自分だけの話では終わらないのです。
会社のこと、家族のこと・・・・・・そうしたことと無縁ではありません。切り離して考えるといっても切り離せないですし、なにより、切り離して考えることに意味がありません。だって、CDWの時間が終わったら、元の世界に戻るのですから。元の世界で暮らしていくのですから。
それでも、物理的に距離を置くことは、客観視することを助けます。
目の前に、いつもの状況がないだけでも、考える時に自由度が増します。

ご夫婦で参加される方もいらっしゃいます。
シングル二つではなくて、ツインにできませんか? というお問い合わせもいただきます。
この場合、できるだけシングルをお勧めします。とくに女性の方の方が、いつものようにパートナーに世話を焼く場面が出てきてしまうからです。
実際、別の部屋にされた方からは、「自分のことを考える時間が取れて、それもじっくりと邪魔をされずに考えることが出来てよかったです」という感想をいただくことがほとんどです。
仲が悪いわけではないのです。でも、一緒にいると、どうしても考えてあげたくなってしまうようなのです。
でも部屋が別だと、そのタイミングは大きく減るのです。
このように、物理的に環境が異なるだけでも、プロセスに大きく影響するのです。

もう一つの理由は、夕食後の過ごし方にあります。
これについては、また明日・・・

11月のキャリア開発ワークショップ
早割は8月31日までです。
定員12名なので、お早めにどうぞ

2017年5月29日 (月)

女性の皆様もぜひキャリア開発ワークショップへ

昨日、おじさま方のキャリアを考えるタイミングについて書きましたところ、女性はどうなのか、というご指摘をいくつかいただきました。

もちろん、年嵩のお嬢様な皆様もキャリアを考える機会を持ちたいものです。
ただ、一般的に、女性の皆様は自分のキャリアを考える機会、あるいは考えさせられてしまう機会、考えざるを得なくなってしまう機会は、同年齢の男性よりもかなり多いと思います。
それは「出産」があるから。

女性ではないので、推測するしかないのですけれど、まず、仕事に就くときからある程度、もちろん人によって違いはあるものの、「子供を産む」ということについて何らかの意識はされているのではないでしょうか。
意識の程度は、「仕事や自己実現を中心に生きることをよしとする」のか、「家族を作り、家族を大切にして生きることをよしとする」のかによって、差はあるでしょう。人によっては一瞬かもしれませんが、人によっては「そこが重要」かもしれません。
会社を選ぶにしても、「やっぱり家に近いと便利かな」とか「いや、そんなものは関係ないな」と、一瞬にしても頭の中をよぎるのではないでしょうか? 
後者の方は「出産を意識していないということでは?」と思われるかもしれませんが、「今の時点では考えないでおこう」と決めたという意味では意識したことになると思います。なんせ、多くの男性はそうしたことが頭の片隅にも出てこないですから。

そしてその後も異動や職務変更がある度に、程度の差こそあれよぎるのではないでしょうか? 「チャレンジングな仕事で面白そうだけどそれをやろうとすると3年はかかる。でもそうすると30歳になっちゃうな」とか。
そして、仕事面だけでなく、お付き合いする人を吟味するとき、実際に付き合い始めるとき、そして結婚するとき‥‥
しかも、これらが自分の身に起きたときだけでなく、友人や同僚、同期の人や先輩や部下におきたときでも、我と我が身を振り返ってみるのではないでしょうか?
「そっか~〇〇ちゃんは遠距離なのか。やっぱ大変かな~」という思考プロセスの中に、入っていると思うのですよ、そうしたことが、若干でも。

さらにさらにその後も「子供をつくるかつくらないか」「それはいつなのか」「そもそもそうした話をいつのタイミングで切り出すのか」、「2人目は?」「3人目もあるのか?」‥‥と、無数のタイミングで、どうしようかと考えることになろうかと思います。
こうしてみると女性のキャリアのパターンは無限大にあるのだと思います(そして殿方のキャリアの選択肢の乏しいこと、乏しいこと‥‥)。

でも、そのようにしていろいろなタイミングキャリアを考えるということをなさってきたと思うのですけれど、いよいよ、子供が巣立っていったり、あるいは会社の中での立ち位置が変わってきたり、定年というものが視野に入ってくると、こうした家族、特に子供との関係ではなく、「自分はどうするのか」という問いが浮かんでくるようになります。
これまでは、「とはいうものの、子供がまだ〇〇」だから、といったようなそれなりの(人によってはとても重要な)理由がなくなります。理由というのはある種の判断基準ですから、決める上での何らかの手がかりにはなります。
それがなくなって、フリーハンドで考えてよいから、といわれると本当に自分はどうしたいのかを問われることになります。

でも、それって、待ち望んでいたものでもあるのではないでしょうか?
だとすれば、そのタイミングをきちんと見据えて、クリスマスを待つように指折り数えるようにして迎えてみてはいかがでしょうか? そうなって慌てるなんてもったいないように思いますし、そもそも待っている時間も楽しめるではありませんか。

女性の方にキャリア開発ワークショップ/CDWをお勧めするのは、ぜひぜひこれからも自分の思いを大切にしながら生きていただきたいからです。
他者に向けることが多かったその気持ちを、どうぞご自分に向けてみてください。
その結果として、多分、思いが満たされ、溢れ、そして外へと向かうことになると思います。結果として、世の中も過ごしやすくなるのではないでしょうか。

う~ん、分かってないなぁ、という感じでしょうか?
すみません、よく分からないのですよ
11月のキャリア開発ワークショップでぜひ教えてください

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