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2012年6月 9日 (土)

社会的認知理論とストーリーと専業主婦

組織風土が個人のキャリア上のストーリー形成に影響しそう、ということを昨日は記したわけですが、これは、組織の無言の圧力ともいえますし、個人が組織の中で”その組織において適切とされる行動、考え方”を学習したともいえます。後者であればこれは社会的認知理論(社会的学習理論)で説明できるということになります。
つまりモデリング学習によって獲得されるストーリーも少なくないということで、当然、組織内のことだけでなくて、社会でのできごと、影響もその学習対象となるわけです。親を含む家族、近所の人たち、そしてマスコミを通じてもたらされる「編集された事実」、それらがストーリーの形成に関わっていることが多いということ。

ごく当たり前と思っていることも、その時代においてのいわば「流行」であることも少なくないわけです。学生の方々の就職動向に、それを見ることはできますね。
このあたり、別件で検討しなければいけなくなっている「専業主婦というキャリア」にも関わってきます。というのは専業主婦という働き方(生き方)は、あたかもそれが日本の女性のキャリアモデル(それこそドミナントなストーリー)であるかのように示されていますが、戦後になってからのことなはず(このことは裏付け調査が必要と思っています)。いつの間に、モデルとなったのでしょうか? 育児や看取りにしても同じ。両親が育てる、子どもが看取る、そうしたことが当たり前のようにいわれていますが、本当に当たり前? そういうストーリーを知らず知らずのうちに獲得してしまっているということはありませんか? そしてそうなっていないことに不全感を感じていたりして・・・

専業主婦という働き方、生き方や、育児、看取りのあり方を否定しているわけではありません。ただ、意識して選択した結果なのかどうか、がポイントではないかと思うわけです(むろん、ある種の安定した社会(統制された社会ともいう)という観点からみると、構成員が同じストーリーを持っていることが好都合なわけで・・・。しかもそれって怖い社会な感じなわけで・・・)。

追記
改めて調べてみるとcareerとnarrativeはすこぶる相性がよろしいようで、日本語をはじめ英語でも数々の言及がなされていますね。関心の高さを感じると同時に、もっと研究されその成果が公開されるとよろしいのにと思います(質的研究にならざるを得ないので、なかなか発表されるまでに至らないのでしょうか・・・)。というわけで遅ればせながら取り組んでいるわけです。

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