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2011年9月20日 (火)

シンデレラと適職

以前読んだ本で、養老猛さんが谷島一嘉さんとの対談の中で、ハローワークの懸垂幕に「あなたの適職を探します」みたいなことが書いてあって、そんな馬鹿なことがあるか、と憤慨したことを書いていらした。

自分にあった仕事がある。

この言葉は微妙ですねぇ。
仕事を得て、働いてみた結果、この仕事は自分にあっているような気がする、というのはそこそこありそうな気はしますが、この逆、つまり自分にあった仕事というと、かなり難しくなるような。

スーツを買わなきゃと思ってお店にいって、サイズを手がかりに生地の色だとか、デザインだとかを見て、あぁ、これなら良さそうと思って試着する。
ま、こんなところかなぁと思ってすそだけ直してもらって買って帰る。
しばらく着ているとしっくりしてきて、「あそこのお店のスーツは自分にあっているような気がする」みたいなことを思ったりする。

もっと自分にあった物を作ろうとするとオーダーメードということになるわけです。サイズを測って、生地見本を見て、そして全体のシルエット、襟の形、ボタンの数、ポケットの位置と形を決めて‥‥で、そこから作り始めて、何度か試着して、補正をしてできあがり。これはもう自分にぴったり。

自分にあった仕事というとき、前者と後者があると思うんですよ。
ただ、後者はかなり難しい。だって仕事を自分に合わせるんですからね。
「自分のアイデアを活かせる部分を多くしてね」「そうそう勤務時間は8時間少し超えるくらいはいいから」「年収はねぇ、最初は低くてもよいから3年目からは高めで」「社宅は完備」‥‥みたいな。
正直なところ、そんなのあるわけがない!
そう、働く前から自分にあった仕事なんてありませんよ。あっても遭遇するのはかなり低い確率。
多くの人がいっている自分にあった仕事は、働いてみた結果として「自分に合っている(かも)」といっているわけです。

当たり前じゃないか、と思うでしょう? でもねぇ、この当たり前となるはずの前提条件の部分というか、細かい説明部分が、これから仕事に就こうとする人には届いていないように思うんですよ。最初から「自分にあった仕事」を求めているような。

やってみないと分からない、といわれると、何だかすごい無駄なことをしないといけないように思えてしまうのかもしれませんね。自分もそう思うかもしれない。でも着てみて、働いてみないと実際のところは分からないですからね。

ある日やってきた人が靴を差し出すので履いてみると、これがぴったり!! あなたがシンデレラなんですね!! なんてことはなかなかないわけです。
そもそもシンデレラだって、その靴を履いて前夜は踊っていたわけで、ここでうまく踊れていないと、王子様も指名手配、もとい、探そうとはしません。
適職が向こうからやってくるというのは幻想でしょうね。

追記

探してみたらこの対談が載っている本は既に絶版なのですねぇ‥‥

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