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2009年1月11日 (日)

不本意型非正規労働者についてはもっと中身をみてみよう

坂本総務政務官の発言が賛否両方の論議を呼んでいるそうです。
その中で、確認しておきたい前提は、非正規労働者すべてが正社員になることを望んでいたのになられなかったのかどうか、ということではないでしょうか? 学校を出るときに就職活動がうまくいかず、あるいは離職してしまったがために正社員になれずに非正規労働者のままでいるという人に対しては支援が必要でしょう、しかしそうではない人、むしろ縛られない生き方を選んできた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ひとことで非正規労働者といってもいろんな方がいるわけで、それをひとくくりにして考えるのは無茶だと思いませんか? いい論文があります。

「不本意型非正規労働者の推計~400万人を超える可能性も」
(みずほ総合研究所、政策調査部主任研究員 大嶋寧子、2008年12月26日)
http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/policy-insight/MSI081226.pdf

これでみると、2007年時点では正規社員になりたいと思っている非正規社員は男性27.5%、女性19.5%でした。全員が全員正規社員になりたいわけではないのです。
むしろ現状の方がよいとしている人の方が多いといえるでしょう。
2007年のことですから、今調査すると考え方を変えた方も多いかもしれません。
その人に働こうとする気があるかどうかということではありません。働き方の選択肢としてみたときに、非正規のままでよいとする人も少なくないわけです。とすれば全員を正規雇用に転換する必要はないはずですし、またそうしないからといって「本人のやる気のなさを責める」というのも筋違いということになります(非正規のままで処遇は正規雇用並みねといわれると、それは虫が良すぎるんじゃないの?ということにはなりますが)。

なお、この論文でも指摘されていますが、非正規労働者の中には、派遣社員の方もいらっしゃれば、主婦の皆さんのパート、学生のアルバイト、定年後の嘱託社員も含まれています。主婦の方や学生さんは正規雇用を求めるとは考えづらい部分もありますから、正規雇用を望む比率は下がります。派遣社員だけにしぼると40%位になります。それでも40%‥‥残りの60%の皆さんは今のままでよいと考えているんですよね。こういう働き方も尊重されて良いはずです。ただ、それを選んだということについては、一定の自己責任もあるのではないか、それが大方の方の感想なのではないでしょうか。

追記
それにしても正規雇用、非正規雇用という言い方はあまり好きになれませんなぁ

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