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2007年11月15日 (木)

「心のノート」にみる働くということ

「心のノート」というのがあるんだそうですな。

小学校1~2年用、3~4年用、5~6年用、そして中学生用の4種類があります。

道徳の時間などに使われているそうで、「繰り返し読んだり、書いたりする」ことが奨励されています。

国家予算を用いて策定した本であること、また通常の「教科書」は出版社が作成し、それを検定してOKであれば使用可になるのですが、これは文部科学省が作成しているのでそうした検定が行われていないこと、さらにそれはまるで国定教科書ではないかということ、そしてそのような予算の用い方をしてよいのか、などなど、いろいろな議論を呼んだ本らしいです。

そうしたいきさつの所は専門外なのでよく分からないのですけれど、その中学生版には「考えよう働くということ」というページが4ページあります。たった、4ページ・・・

しかもその内容が、ちょいと驚き・・・

「我々が死ぬまでには 此世の中を少しなりとも善くして 死にたいではありませんか。

 何か一つ事業を成し遂げて できることならば我々の生まれた時よりも

 此日本を少しなりとも善くして 逝きたいではありませんか」

という引用(内村鑑三の「構成への最大遺物」)があったり、

本文でも

「あなたが『働いた』と感じるとき それは、どこかで誰かの役に立っている。

 同時に何ものにもかえがたい充実感や喜びが得られるはず。

 -どんな仕事でも、『働く』ということは きっとだれかの役に立っている。

 『働く』ということは 自分のためばかりではなく 

 社会に奉仕し、そして貢献するということだ」

とあって、そのあとに「私は『働く』ことをこんなふうに考える」という記入欄があります。

確かに、働くことは自分のためだけのもの、つまりお金を稼ぐということと、自分らしくあるということのほかに、社会に役立つとか、社会との関係性を確保するといったことはあるでしょう。

しかしそれらは並立するものだと思うのです。

でも心のノートの場合、自分のためということもあるだろう、しかし社会に役立たなくては・・・というように、いったんは認めておきながら、それ以上に大切なのはといって社会貢献を挙げているので、重点はどちらに?といわれると社会に役立つ方にあるような記述になっているのです。

社会貢献に反対するつもりはまったくありませんが、いろいろあってもよいけれど、でも中でも大切なのはこれ、という論理展開が、何となく怪しさを感じるんですよねぇ・・・。

何というか、親切な顔の裏に意図が隠されているような感じといいましょうか・・・。

いかがなもんでしょう・・・・

追記

念のため、子供に心のノートを見せてみたら

「あぁ、これ? やったけれど、あまり記憶にはない。なつかし~」だって。

それはそれでなんて膨大な無駄遣いか・・と、ため息。

(顕在化していないだけで、実は無意識にすり込まれていたりして・・・

 それはそれで、ちょっと恐いかも・・・)

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