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2007年4月28日 (土)

食い逃げされてもバイトは雇うな

食い逃げされてもバイトを雇ってはいけない・・・なんだそうですよ。

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 Book 食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉

著者:山田 真哉
販売元:光文社
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バイトを雇うコストと食い逃げされて失う損失を比べるとバイトを雇った方が効率が悪いということなのだそうです。

著者は、数字を感覚的にではなくきちんとみることで適切な判断をすることを勧めているということは分かるのですけれども、でも、変!!!

何だかすごい違和感があるのです。何だろう、何だろうと思っていたら・・

この説明には表に出ていないコストが勘案されていないのではないかと思うのです。

前提として、全員が全員食い逃げをすることにはなっていないですよね。食い逃げすることはよくないことで、きちんと支払うべきものは支払うべきだ、という社会規範というか文化があるから、バイトを雇うよりはよいということになっているはずです。こうした文化、前提条件のようなものがなくなってしまうと、やっぱりバイトを雇うしかなくなるのではないでしょうか?

では、こうした文化、社会規範は誰が、どうやってつくったのでしょうか? 生まれながらにしてそう思っているわけではないのですから、親にしつけられたとか、学校で教えられたとかというのがあるはずです。そしてそのために、目に見えている場合もあるし目に見えない場合もあるけれどコストはかかっているわけです。

ある意味では、食い逃げを放っておいてもやっていけるというお店は、そうした文化の恩恵にあずかっているといわざるを得ません。

さらに食い逃げのためにバイトを雇わないということが広まってくると、食い逃げをしてはいけないという規範さえ揺るがすことになってしまいませんか? 

食い逃げされてもバイトは雇うな・・・そのセンセーショナルなタイトルで本が売れるのは構いませんけれど、そのことで失ったものはどのように手当てされるのでしょうか? どうも「変!!」と思ったのは、この点にありそうです。先日の「生きることに意義を求めない」という煽り文句と同様、何だかあまりにも「売らんかな」の姿勢が嫌だなぁ・・と。

ちなみに出版社は両方同じだったりして・・・。

念のため触れておきますが、「食い逃げ・・・」の本は、数字にだまされないための両書だと思います。「食い逃げ」の話が前面に出ていなければよかったのに。

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