内的キャリアにこの一冊!

  • 横山哲夫・今野能志ほか: キャリア開発/キャリア・カウンセリング
    キャリアって何? というところから、キャリア開発の目的、組織でどう展開するか、さらにはキャリア・カウンセリングの進め方まで取り上げたもの。人事、キャリア・カウンセラー必携、お買い得。
  • 小野田 博之: 自分のキャリアを自分で考えるワークブック
    就活前の自己分析や、働き出したあともキャリアの節目でどうぞ。自分のことは自分で知ろう!
  • 横山 哲夫: 個立の時代の人材育成
    人事担当者は必読!

Oli-Oliの記

  • 構造の美~エッフェル塔
    OLI OLI ~ ハワイではHappyという言う意味だとか。 「折々(おりおり)」に掛けてみました(おやじギャグなんだから全く・・・)。 街中、山中・・・・歩いて(食べて)気づいたこと、おもしろかったことを取り上げてみました。
無料ブログはココログ

« 騙す方が工夫しすぎ・・・ | トップページ | いろいろなことがつながる楽しさ »

2007年3月 5日 (月)

キャリア・アンカー

昨日はキャリア・アンカーに関する学習をする機会に恵まれました。また一つ、キャリア・アンカーという考え方が好きになりましたねぇ。

キャリア・アンカーとは何か・・・というのは、そういった解説をしているサイトもあろうと思うので、今回はそちらにお任せするとして(そのサイト、ほんとに正しいかどうかは吟味してくださいね)、昨日の学習のなかで、なるほどなるほどと腑に落ちたのは、やはりキャリア・アンカーとはある種のコミットメントを伴ったものであるということでしょう。

アンカーは8種類示されているわけですが、その中でこれが自分のアンカーだという、確信のようなものが得られて初めて「アンカー」なのであって、「多分これ」とか「こっちの方角じゃないの~」というのはDr.シャインの仰るキャリア・アンカーではなく、あくまでもTrendであり、意訳すれば「指向性」ではないかと。まさにそっちの方向にあなたにとって何か意味のあるものがありそう、といったような。

横山さんがCDWで使っているキャリア・アンカーの自己分析シートのタイトルはまさに「キャリア指向性自己点検」となっているあたり、やはりなぁ、うんうんという感じです。

Trendではなく、確信を持ったものであるとすれば、ではどうやって確信を持つに至るのでしょうか? それはやはり「経験」と、その「意味づけ」だと思います。だから頭の中だけで「こうだ」と思っているのでは十分ではないと思うのです。また、いくら経験しても、それが自分にとってどういう意味を持つのかというところまでを考えてみないと、腑に落ちた感じにはならないですからコミットメントを持つというところまでには至らないのだと思います。

また意味づけのプロセスのなかで、自分の中のValueやMotive(s)やCompetence(s)との照合もなされるに違いありません。単に好き、嫌いということだけでなく、なぜ好きなのか・嫌いなのか、どうしてそう思うのか、そう思わせているものは何なのか、というところまで考えて始めて、自分にとっての「意味」が分かったということになるでしょうから。つまりアンカーについて自覚するということは、自分にとっての意味づけのフレームが分かるということでもあり、まさに自己理解が深まっているということになるでしょう。

そう考えれば、学生さんにとってのキャリア・アンカーというのもまさにDr.シャインのいうとおり、Trendです。数少ない経験のなかだけで判断しているし、自分の中での意味づけまでができているというのはそれほどいないのではないかと思うからです。

さらにある種自分ありの確信を持てたとしても、その後に、変わりうる可能性は大きいわけであって、それほどはやくキャリア・アンカーであるという確信を得ることが、果たしてキャリア(仕事人生)の充実を図る上で有益かどうかというと「?」のところもあるでしょう。ある程度年をとって、振り返ってみればやっぱりそうだったんだなぁでもよいのではないかと思うのです。アンカーが定まっていると、キャリア上の迷いが少ないだけであって、成長しているだとか、成功するだとかということとは必ずしも一致しないでしょうから。

逆に、いつまでたってもアンカーがこれだという確信が得られないということも少なくないと思います。年齢とは関係ないと言うことは元よりいわれていることですしね。

ただ一定の年齢に至ったとき、思わず自分のアンカーは何なのだろうと考えさせられてしまうということはあるでしょう。それは例えば転職するときだとか、定年に近づいてその後どうするかを考えなければならなくなったときなどがそうです。

とはいえ、これはアンカーと年齢とに関係性があるということにはなりません。年齢はきっかけであっただけです。55歳役職定年制というのを導入していればその年代層の方は思わず考えることになるかもしれません。しかし、会社によって課長職は40歳までに、部長職は45歳までにならないと、それ以降に任命されることはないという昇進時の年齢制限を設けているところがあります(Pre定年制とでもいいましょうか)。その会社ではそれぞれの年で、「あぁもう課長になることはないんだなぁ・・・」とか思うわけです。つまり環境からきっかけを受けているに過ぎません。なかにはこうしたものを全然気にしない人もいますしね。

キャリア・アンカーをもとにそんないろんなことをあれこれと考えた一日でした。

あなたのアンカーは?

« 騙す方が工夫しすぎ・・・ | トップページ | いろいろなことがつながる楽しさ »

内的キャリアへの手がかり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キャリア・アンカー:

« 騙す方が工夫しすぎ・・・ | トップページ | いろいろなことがつながる楽しさ »

お勧めHP

お勧めBlog

InBook